保険業に携わっている人は(特に営業の人)、飲み会イベントを通じた異業種交流会などでお客さんを探すという視点よりも大事なことがあります。
ここでは、保険の営業の人に向けたお話です。
むしろ、ここでお話している視点を持つことで、結果や保険成約に繋がっているケースが多いので、よかったら参考にしてもらえればと思います。
保険業はなくてはならない職業です。
保険に加入することで人生における様々なリスクを回避できます。
その反面、保険が効力を現すのは人生においてそれほど多くはなく、普段の平穏な生活を送っている間は保険料を支払うばかりなので、保険はお金を持っていってしまう存在と捉えられがちで、保険と聞くだけで毛嫌いしてしまう方は少なくありません。みんなの役に立つはずの保険がこのような扱いでは少し寂しいですよね。
保険の始まりは大昔に遡ります。船で物資を運ぶ際に嵐の直撃や海賊に襲われたりで物資の損失が多かったので、このリスクに備えて乗員一人一人が少額ずつ出資したことが始まりだと言われております。一人はみんなのために、みんなは一人のために、ということで、とても温かいお話です。
現在の保険の話をすると、今の日本の保険加入率はかなり飽和状態に近くなっており、お客さんを見つけることはとても大変です。しかしながら、やはり保険会社も利益をとっていかないと経営困難になるため、飽和状態の中に飛び込み営業したりします。すると、保険はもう入っているしお金が出ていくだけだから…と言われてしまうことが多かったりします。
よく、異業種交流会や同業種交流会でお客さんを見つけようと思う保険営業の人がいますが、そうではありません。そこで出会った人達とプライベートで仲良くなったり、お互いに信頼関係ができれば、相手から保険の相談があったり、長いスパンでの付き合いから保険に困っている人を紹介してもらえたりします。
なので、こういった交流会で会った人に保険の営業をするというのは効率が悪く、むしろ成約しないことがほとんどです。(最悪の場合クレームにも繋がってしまいます)
ですから、保険業に携わっている人で、特に営業の人は、まずは保険の営業は置いておき、プライベートや人との繋がりを楽しむということをしてみてはいかがでしょうか?
生命保険の営業は本職の時間で行いながら、プライベートでの付き合いや交流を増やすということが、保険業界で結果や成果を出す近道の1つだと思います。
保険業界の人の飲み会イベント、異業種交流会、同業種交流会でいろいろな人達と交流するメリットは?
- 様々な業界の人と交流することで、社会の動向を把握することができる。保険業は様々な人々と話をするので流れを掴むことは欠かせない。
- 他の保険会社の動向を知ることで、自分の業務活動の参考にすることができる。特に保険営業職ではこれが強みになる。
- たくさんの人々と知り合うことができるので、統計的に考えても、保険に加入してもらえる確率が高くなる。
- 人脈を増やせるので、保険に加入したいと考えている人や保険に興味がある人を紹介してもらえる可能性がある。
- 交流会では積極的に会話の時間を持てるので、自分がやっている職種の良さなども伝えることができる
- 交流会なので普段は保険を毛嫌いしている人にも、保険業をしていてもプライベートな話を聞いてもらいやすい
- 異職種の知り合いをたくさん増やすことで保険営業先のお客様に何か私生活のことで相談された際には、的確な職種の人を紹介することができる。
- 交流会は会話をする場所なので、会話を通じ、プライベートでも付き合える気の合う友人を作ることができる。
- 交流会に参加することで様々な職種の中での保険業という立ち位置を認識できる。
- 保険業という仕事はコミュニケーション能力も高くあるべきであり、交流会では様々な個性の方と接する機会があるのでさらに高いコミュニケーションのスキルを学ぶことができる。
- 保険業界だけでなく、いろいろな人と会うことで自分が転職する際のきっかけとなることもある!