美容師として働いている人には、その仕事特有の悩みがあります。社会人アット5の飲み会でも、そのような共通の話題や共通の悩み話で盛り上がることもあります。
実際に美容師さんとして働いている人は、どのような悩みを感じながら日々の仕事に尽力を注いでいるのでしょうか。
下積み期間が長いと嘆きたい・・・美容師という仕事
美容師になるにはの美容系専門学校を経るなどして国家試験に合格することから始まりますが、国家資格を持ったからといって、すぐにお客様の髪をカットできるわけではありません。
お店に入店しアシスタントという勉強期間を経験した後に、各会社の規定に従った試験やノルマをクリアして改めて技術者としてデビューすることができます。
アシスタント期間は個人個人で違いはありますが、平均2年~3年くらいで長いと5年という長い期間になります。
仕事の内容も買い出しや掃除、洗い物など技術とは関係のないこともたくさんあり、スタイリストがより良い接客ができるように店の中で誰よりも走り回ります。
お給料も自分の売り上げがない分スタイリストに養ってもらっているという感覚なので、とても少ないです。
アシスタント時代が長くなると、違う職種の同世代と比べ給料に差が出てくるので辛くなることがよくありました。
また早朝から深夜まで練習やモデルハントに時間を費やし過ごすので、睡眠時間が極端に少なくなります。
このように経済的にも時間的にも非常に厳しい長い下積み時代を過ごすのですが、技術者になるためには、どれも省くことのできない重要な修行期間だと思います。