どんな職業の人でも、飲み会イベントに参加するメリットはあります。そのメリットは、仕事の専門性が高ければ高いほど多い、と言っていいでしょう。その意味で、獣医師にとっていろいろな人達や職業の方が集まる飲み会イベントに参加するメリットは、大変大きなものといえます。
医療関係者が飲み会イベントに参加し、医療の仕事に従する同業者と広く交流することによって、たとえば新薬や新しい治療法の情報交換ができる、というメリットがまずあげられます。
また、自分がふだんほとんど診ることのない種類の動物、「ちょっと不得意」と感じている動物の治療についてのアドバイスを同じ職種の人に受けることもできるかもしれません。
同時に、獣医師は特殊な仕事ですから、同業者でなければわかってもらえない、仕事上の悩みや迷いもあると思います。それを、複数の同業者に話すことができることで、ストレスの軽減にもつながるでしょう。
獣医師は「自己完結型」の仕事でもあります。多くの場合、自分一人で動物を診察、治療して仕事が完了する。ですから、どうしても「現状維持」で満足してしまいがちです。
同業者と飲みを通じて交流することによって、刺激を受け、「自分ももっとがんばろう」という気持ちにもなるでしょう。現状維持から現状打破にモチベーションがシフトすれば、仕事において成長することができるのです。
また、他業種の人との交流にも多くのメリットがあります。
ペットブームと言われて久しい日本。ペットを飼っている人の割合は驚くほど高くなっています。ですから、ペット談議、ペット相談を通じて、多彩な業種の人と交友関係が作れるにちがいありません。その人を通じて口コミが広がり、仕事の業績アップにつながることも大いに考えられるのです。
さらに、異業種の相手にとっては「獣医師の知り合いがいる」というのは、めずらしいですから、場合によっては「講演の依頼」という、思いがけない仕事を獲得できるかもしれません。
こちらにとっての仕事の話が、相手には趣味や楽しみの話になる。
獣医師ならではの、人間関係構築方法と言っていいでしょう。
それをきっかけに、自分のクリニックを利用してもらえるかもしれませんし、口コミが広がって、仕事の業績アップにつながる可能性も大いにあります。
ほかにも、「接客業としてのノウハウや接客術を学べること」「ふだん動物相手の仕事だけに、狭くなりがちな視野を、飲みを通じて異業種交流や他業種と交流を通じて広げられること」「人脈を拡げることによって、公私共に充実した人生を送れること」といったメリットがあります。
獣医師の方にも、社会人アット5をご活用いただければ幸いです。
獣医師が飲み会イベント、異業種交流会、同業種交流会でいろいろな人達と交流するメリットは?
- 新薬や治療法などの情報交換ができ、仕事に直接活かせたりする
- 同業者などからふだん診察することのほとんどない動物の処置方法などを学べたりする
- 獣医師業界の人にしかわかってもらえないような話ができ、ストレス解消につながる
- 現状維持から現状打破に気持ちをシフトし、獣医師の仕事で成長できる
- 獣医師同士、ペット談議、相談を通じて幅広い交友関係を作れる
- 自分のクリニックの利用者を拡大するきっかけになる
- 動物や獣医に関する「講演依頼」といった、思いがけない仕事の可能性もある
- 獣医師として来院されたお客様との接客力を磨くことができる
- 多くの業種の人との交流で、獣医師としての視野が広がる
- 獣医師という立場で人脈を広げることで、公私共に充実した人生を送れる